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お歳暮

小道にどこからともなくゆずの香りが漂ってくると思ったら、
橋本さん夫婦がゆずを搾るところでした。

「うちくは、もう搾ってしもうたき、皮がほしゅうて。」
ゆずの皮を貰おうと、きみこさんも搾るのを待っている様子。

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「あても、娘らにゆず味噌炊いて送っちゃりたいき、ちょっと皮をわけてくれんかね?」

ちーちゃんもやってきました。

ゆずしぼり2.jpg

ゆずの収穫が落ち着いたら、人にあげる分と、自分の家で使う分の「ゆのす」を搾ります。

余った皮は、ことこと炊いてゆず味噌やジャムに。
「田舎の味」ですが、ゆずのない街で暮らす子どもや孫たちは「おいしい」と喜んでくれます。

ゆずしぼり4.jpg

な〜んとも、いい香り。

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お寿司に酢の物、刺身、鍋、お酒に入れたり、等々...
ゆのすが無い、なんてことになると大変なので1年間使う分を見越してゆずを搾ります。

ゆずしぼり6.jpg

「あちこちで、ゆのすを待ちゆう人がおるがよ。
うちじゃもう、ゆのすがお歳暮がわりやきねぇ。」
収穫を終えて、ほっとくつろぐと、
お世話になったあの人やこの人の顔が浮かんできます。

ゆずしぼり3.jpg

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