ひとこと

レースのように透けたクレープ生地が
柚子とラム酒の香りを深く吸い込んで、究極の共演。

(本)柚子 小さなゆずの村からより/著者:中村成子 撮影:飯田安国

材料と作り方

材料(10~12枚分)
  • クレープのたね
  • 薄力粉・・・100g ● 砂糖(グラニュー糖)・・・20g
  • バター・・・20g ● 卵・・・1個
  • 牛乳・・・1と1/2カップ ● 塩・・・少々
  • ラム酒またはブランデー・・・大さじ1
  • 柚子ソース
  • 柚子のしぼり汁・・・1/4カップ ● 柚子皮の細切り・・・適量
  • 柚子マーマレート・・・50g ● ラム酒・・・大さじ3
  • バター・・・20g ● ラム酒、砂糖・・・各適量
作り方
  1. クレープのたねの薄力粉と砂糖は合わせてふるい、バターは溶かす。
  2. クレープのたねを作る。ボウルに卵をほぐして牛乳1/2カップを混ぜ、薄力粉と砂糖をふるい合わせて加え、泡立て器でよく混ぜる。残りの牛乳を加えてのばし、塩、溶かしバターラム酒を加えて混ぜ、冷蔵庫でボウルごと1時間以上休ませる。
  3. フライパン(クレープパン)にバターを薄くひき、2を薄く流して焼き、裏返してさっと約。これを10~12枚焼く。布巾の上に重ねて保温しておく。
  4. 柚子ソースは、柚子のしぼり汁を湯1/2カップで薄め、柚子皮を加える。
  5. 柚子マーマレードにラム酒を加えて混ぜ、3で包む。
  6. フライパンで5を温めて4をかけ、砂糖とラム酒をふって煮立たせ、火を入れてフランべする。

ひとこと

ゼラチン入りの柚子シロップを、ふんわりメレンゲ状に泡立てます。
冷やして固めて、柚子ソースをとろりとかけて

(本)柚子 小さなゆずの村からより/著者:中村成子 撮影:飯田安国

材料と作り方

材料(プリン型8個分)
  • ゼリー
  • 粉ゼラチン・・・こさじ4 ● 柚子の表皮のすりおろし・・・こさじ1
  • 柚子のしぼり汁・・・大さじ2 ● 砂糖(グラニュー糖)・・・40g
  • 柚子ソース
  • 砂糖(グラニュー糖)・・・20g ● コーンスターチ・・・大さじ1
  • 柚子の表皮のすりおろし・・・1/2個分 ● 柚子のしぼり汁・・・大さじ2
作り方
  1. 粉ゼラチンは水1/2カップにふり入れ、約20分ふやかす。
  2. 柚子の表皮のすりおろしとしぼり汁を合わせ、水を加えて1カップにする。
  3. ボウルに熱湯1カップと砂糖を入れて溶かし、1を加えて溶かして2を加え、混ぜる
  4. 粗熱がとれたら、氷水で冷やしながら泡立て、泡のきめが細かくなり、とろりとした型に流して冷蔵庫で固める。
  5. 柚子ソースを作る。小鍋に砂糖とコーンスターチを入れて、水1/2カップと残りの材料を加えて混ぜ、中火にかける。たえず混ぜながら煮てとろみがついたら火からおろし、鍋底を冷やして冷ます。
  6. 3の型をぬるま湯につけて温め、型から抜いて器に盛り、4を添える

ひとこと

お湯で柚子のしぼり汁と葛を溶いて、とろとろ煮ます。
はちみつや生姜汁をしぼり入れて
寒夜に体からあったまるホットドリンク。

材料と作り方

材料(1人分)
  • 本くず・・・おおさじ2
  • 砂糖(和三盆)・・・大さじ2~3
  • 柚子のしぼり汁・・・大さじ1~2
  • しょうが汁・・・少々
作り方
  1. 小鍋にすり鉢ですりつぶしたくずと砂糖を入れて混ぜ、熱湯180ccを2~3回に分けて混ぜ、火にかける。たえずかき混ぜながら、とろみがついて透明感が出るまで煮る。
  2. 湯のみに入れて、柚子のしぼり汁としょうが汁を加える。

ひとこと

ほどよい苦みを含んだ柚子ピールを、質のよいスイス製のチョコレート、クーベルチュールでドレスアップしました。

(本)柚子 小さなゆずの村からより/著者:中村成子 撮影:飯田安国

材料と作り方

材料(約15本)
  • 柚子ピールグラッセ・・・4~5枚
  • グランマニエ・・・適量
  • クーベルチュール(洋生チョコレート)・・・100g
作り方
  1. 柚子ピールグラッセはグランマニエにつてけ、幅7~8mmの棒状に切り、網にのせて汁けをきる。
  2. クーベルチュールは小ボウルに入れ、湯をはったボウルに入れて湯煎にかけ、50~55℃で溶かす。
  3. 1の柚子ピールは2のチョコレートを31~32℃にしてくぐらせ、クッキングシートに並べて乾くまでおく。シートからはがして、棒の周囲に広がったチョコレートを切り取る。

ひとこと

柚子の精ー苦みを抜いて、抜きすぎない。
品のある苦味が忘れがたい上等なピールです。紅茶に添えて。
お菓子や料理の脇役にも。

(本)柚子 小さなゆずの村からより/著者:中村成子 撮影:飯田安国

材料と作り方

材料
  • 柚子の皮・・・2個分
  • 砂糖グラニュー糖・・・200g
作り方
  1. 柚子の皮は、表皮をすりおろして除いたものを使い、内側の糸状の繊維を取り、一晩たっぷりの水につける。
  2. 1をつけ汁ごと鍋に入れて中火にかけ、煮立ったらゆでこぼし、皮を取り出してさるや網に並べてゆで汁をきる。
  3. 小鍋に砂糖と水1カップを入れて1分間煮詰め、2の柚子の皮を入れて弱火で10分間煮て皮を取り出し、煮汁を半量に煮詰める。
  4. 煮詰めたシロップに柚子皮を戻し入れて浸し、再び1分間煮て取り出す。これを2~3回繰り返し、網の上で乾かす。

ひとこと

パリッと焼き上げた皮に、柚子風味のカスタードクリームを詰めて。
トッピングの柚子ピールが甘い香りを放ちます。

(本)柚子 小さなゆずの村からより/著者:中村成子 撮影:飯田安国

材料と作り方

材料(約12個分)
  • シュー生地
  • バター(無塩)・・・60g ● 中力粉・・・60g
  • 卵・・・小2個 ● 柚子ピールグラッセ、粉砂糖・・・適量
  • 柚入りカスタードクリーム
  • 卵黄・・・4個分 ● 砂糖(グラニュー糖)・・・80g
  • 薄力粉・・・80g ● 牛乳・・・2カップ
  • 柚子のしぼり汁・・・大さじ1~2
作り方
  1. シュー皮を作る。バターは1cm角に切り、粉はふるう。
  2. 鍋に水1/2カップとバターを入れて中火にかけ、沸騰したらひからおろして粉を加え、手早く混ぜる。
  3. 再び中火にかけて約1分間かき混ぜ、鍋底から記事が離れるようになったら火からおろす。割ほぐした卵を少しづつ加えて、つやが出るまで練る。
  4. しぼり袋に直径1cmほどの丸い口金をつけて3を詰め、クッキングシートを敷いた天板に間をあけてしぼり、水で溶いた卵(分量外)をはけで表面に塗る。
  5. 200℃のオーブンで20分焼き、温度を160℃に下げて約5分ほど焼き。
  6. 柚子入りのクリームを作る。ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れて泡だて器で白っぽくすり混ぜ、ふるった粉を混ぜる。熱く温めた牛乳を少しづつ混ぜ、鍋に網でこして入れる。弱めの中火にかけて木べらでかき混ぜながら煮、プツプツと煮立ったら火を止めて柚子のしぼり汁を混ぜる。バットにあけて溶かしバター少々(分量外)を塗り、粗熱をとる。
  7. 冷めた5の上1/3を横に切り、6を詰めて柚子ピールグラッセの細切りをのせ、粉砂糖をふる。

ひとこと

上質のバターと砂糖だけのクッキー。
サクッとくずれる瞬間に、ふわっと柚子が香ります。

(本)柚子 小さなゆずの村からより/著者:中村成子 撮影:飯田安国

材料と作り方

材料(約30枚)
  • 生地
  • バター(無塩)・・・150g ● 砂糖(粉砂糖)・・・75g
  • 柚子の皮のすりおろし・・・1/2個分 ● 薄力粉・・・200g
  • 卵白・・・1/2個分
  • グラニュー糖・・・大さじ2
作り方
  1. ボウルに室温のバターを入れ、木べらでクリーム状に練り、粉砂糖を2~3回に分けて加える。白っぽくフワフワになるまで混ぜ、柚子の皮を混ぜる。
  2. 1に、ふるった薄力粉を1度に入れてていねいに混ぜ、まとめる。この生地を3等分して、それぞれ直径2~2.5cmの棒状にし、クッキングシートで巻いて冷蔵庫で約1時間冷やす。
  3. 2に卵白をはけで薄く塗り、グラニュー糖をまぶして再び冷蔵庫で少し休ませる。
  4. 3を厚さ7mmに切り、クッキングシートを敷いた天板に並べて180℃のオーブンで約12~13分焼き、金網にのせて冷ます。

ひとこと

サバランとして知られるお菓子。
ババは『千夜一夜物語』のアリ・ババの名前から。
ブリオッシュを柚子風味のシロップにとっぷり浸します。

(本)柚子 小さなゆずの村からより/著者:中村成子 撮影:飯田安国

材料と作り方

材料(2人分)
  • ブリオッシュ・・・2個
  • 柚子シロップ
  • 柚子皮のすりおろし・・・1個分 ● ゆずのしぼり汁・・・大さじ2
  • 砂糖(グラニュー糖)・・・50g ● 柚子の輪切り・・・2枚
  • グランマニエ・・・大さじ2
  • 生クリーム(泡立てたもの)・・・大さじ2
作り方
  1. 小鍋に柚子皮としぼり汁、水1カップを入れ、砂糖を加えて中火にかけ、1分間煮詰める。
  2. 1に柚子の種をとった輪切りを入れてひと煮立ちさせ、火からおろしてグランマニエも加える
  3. ボウルにブリオッシュを入れ、2の熱い柚子シロップを注いで浸す。
  4. ブリオッシュの上部をくり抜いて生クリームを詰め、柚子の輪切りをはさむ。

ひとこと

しゃっきり水菜とさくさくりんごに、柚子のしぼり汁が絶妙のエッセンス。
肉料理などにぴったりです。

(本)柚子 小さなゆずの村からより/著者:中村成子 撮影:飯田安国

材料と作り方

材料(2人前)
  • 水菜・・・1株 ● 大根・・・5cm
  • りんご・・・1/4個 ● 塩・・・少々
  • 柚子皮の細切り・・・1/2個分
  • ドレッシング
  • 柚子のしぼり汁・・・大さじ2 ● 砂糖・・・小さじ1
  • 塩、しょうゆ・・・各少々 ● 紅花油・・・大さじ3
作り方
  1. 水菜は根元を切り落として長さ2cmに切り、大根は皮をむいて細切りにし、水にはなす。リンゴは皮をむいてマッチ棒大に細切りし、塩水にはなす。
  2. ドレッシングは、ボウルに上記の材料を順に入れてよく混ぜ合わせる。
  3. 水菜と大根、りんごの水けをよくきってドレッシングで和え、器に盛り、柚子皮を散らす。

ひとこと

フレッシュな青唐辛子と青柚子で作る柚子こしょうが、
ステーキの味を素敵に引き出して、日本に生まれてよかったと思える逸品に。

(本)柚子 小さなゆずの村からより/著者:中村成子 撮影:飯田安国

材料と作り方

材料(2人分)
  • 牛ステーキ肉(ランプ・200g)・・・1枚 ● 塩、こしょう、バター・・・各少々
  • ブランデー・・・大さじ1
  • ソース
  • 白ワイン・・・大さじ2 ● ゆず皮のすりおろし・・・小さじ1
  • しょうゆ・・・小さじ2 ● 柚子の輪切り・・・2枚
  • 薬味
  • 自然塩、柚子こしょう、大根おろし、柚子の細切り・・・適量
作り方
  1. 牛肉は、塩を両面にふって約20分おく。
  2. フライパンにバターを熱し、ツ幼芽の中火で牛肉の両面を焼き、塩、こしょうをふる。ブランデーを回し入れ、火を入れてアルコール分をとばして香りをつけ、肉を取り出して一口大に切る。
  3. 2のフライパンに、白ワインと柚子皮のすりおろしを入れて火にかけ、少し煮詰めてしょうゆを加え、ひと煮立ちさせる。
  4. 皿に柚子の輪切りを置いて肉をもり、3をかける。薬味に塩、柚子こしょう、柚子の輪切りを加えた大根おろしを添える。

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