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馬路村農協

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1947年、高知県馬路村生まれ。高校を卒業後、埼玉の会社へ就職。約30年、サラリーマン一筋でバリバリ働いていたが、生まれ故郷へのUターンを決意し、家族で帰郷。以後、川へ行ったり畑へ通ったり、夢見ていた故郷での暮らしを楽しんでいる。今では馬路村で一、二を争う、川の名人になった。この夏、ハミ(マムシ)に噛まれて貴重な1ヵ月を病院で過ごすはめになったことを、ずっと悔やんでいる。次の夢は孫達と川へ通うこと。

手塩にかけているゆずの成長も楽しみ。

そのまま、あの暮らしを続けちょったらたぶん、死んじょったろうねぇ。

 埼玉におった時は、体重が85キロあった。デスクワークばっかりやし、仕事おわりに飲んで帰って、また会社、それの繰り返しやったきねぇ。ところが、馬路に戻ってきてからは、自然と65キロにまでおちたねぇ。ほら、川にばっかり通いよったき。もう、子どもの時から川が好きでねぇ、ここらでも群をぬいて、漁が上手やった。自分でいうがもなんやけんどね、ふふ。

 子どもは鑑札(漁業券)がいらんがやけんど、あんまり鮎やら、うなぎやらをおさえるもんやき、漁協が鑑札を買えとおばあさんに言いにきたくらい。で、埼玉でサラリーマンしゆう時はこんな暮らしが僕の夢やったがよ。

 都会ではとてもじゃないけんど、こんな環境はないし少し遠出して鮎をおさえてきてもやっぱりここみたいな味やないわね。それやき、帰ってきてから、1年間はもう、毎日、毎日、日の丸弁当を持って川へ行ってそりゃぁ、遊びぬけた。家族には目をつむってもろうてね、ふふ。

 サラリーマンの時もそうやったけど、はじめたら、のめり込むタイプやきサラリーマンもおもしろかったけんどね。まぁ、そのままおったら死んじょったろうねぇ。今は、もっぱらゆずにのめりこんじゅう。

家も畑も大好きな
川のすぐそば。
来年、どんなゆずが
できるか、楽しみ。
高い木は、とにかく剪定する。
健康なゆずを作りたいがモットー。
嫁さんにはしかられゆう。

 ぼくは、量より質やとおもうちゅう。健康なゆずを、大きくてきれいなゆずを作りたい。昔からの実生の高い木も剪定をして、できるだけ低くして来年はもっと、穫りやすいようにしょうとおもいゆう。暗くなってもずーっと畑におるき、嫁さんにはあきれられゆう。

 夏は4時半には川へ行って、うなぎの仕掛けをあげて7時には朝ご飯を食べに帰ってきて、それから、弁当をもって鮎掛けへ。3時には鮎掛けをやめるけんど、また、うなぎのハエナワを仕掛けに行く。で、帰ってくるがが8時。その合間にゆず。

 夏は僕のパラダイスやね。嫁さんも来年には定年になるきそうしたら一緒にゆず畑にいける。孫が大きくなって川へ行くようになる日も楽しみやねぇ。

有機認定番号A09-1009-069 馬路村馬路338-1 952㎡

有機認定番号A09-1009-070 馬路村馬路337-2 314㎡

有機認定番号A09-1009-071 馬路村馬路342-1 855㎡

乾 湧
久保 明郎
東谷 望史