柚子の起源は800年ほどさかのぼることになります。

柚子はもともと中国揚子江の上流が 原産地で、飛鳥時代から奈良時代ころ 朝鮮半島を経由して日本に入ってきたといわれています。

　その後、源平の戦いに敗れた平家の落人が、四国山中を彷徨しますが、その時安住の地となった馬路村に、京都での食文化を持ち込んで栽培をはじめたのだろうと考えられています。

村には100年を超す柚子の古木があちこちに見られ、秋には今でも香りのえい実をつけています。

昔から各家庭では庭先や田んぼのふちにあるゆずの実をしぼって塩を入れ、一年間貯蔵し、祝いごとや集まりがある度に持寄って、ゆずのお寿司をつくります。

その他にもお酢の変わりとして、馬路村の料理には欠かす事のできない材料として大事に大事に貯蔵されています。

ゆず果汁の事を村では 「ゆずす」とか「ゆのす」とよびます。
ゆず100%　ぜひご賞味下さい。

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